4,処女(異世界官能小説家まんころね)





「関心してる場合じゃねえぞ」
 一向に怯えないころねに、若干怯んではいるものの、頭のペニスは絶好調に立ち上がっている。
「ほら、咥えてろ」
「んぁ、ほあ!!」
 ころねの髪を掴んで四つん這いにさせ、その口にペニスを放り込んだ。
 驚いたころねが、あわあわと何か言っている。
「んふぁ!んふぁ!」
「ちょ、おいこら、待て、喋るな!」
 口の動きがくすぐったかったのか、痛かったのか、頭は思わずペニスを抜いた。
「ーーぷはぁ! はぁはぁ…いや、待つのは貴方ッスよ!」
 呼吸を整えながら、ころねはぱたぱたと手を振る。
「そりゃ、私は、毎日欠かさずオナニーしてるッスよ!? 官能小説書いてるッスよ!」
 でも、と、少し溜めてから、辺り一帯に響き渡る声で叫んだ。
「私は処女ッスよーーーーー!!」
 ざわざわと、木々が揺らめく。
「「は?」」
「うそ、でしょ…」
 男たちは呆気にとられ、エアは言葉を無くしていた。
 この変態女が処女だと。男を知らないと。
 下半身に何か付いているのに、一人でしかしたことがないと。
「こう見えて私、引きこもりッスよ! 彼氏どころかろくに友達もいないッスから! 学生時代はイケメン男子のエッチな妄想をおかずに弁当食ってたッスから!」
「こ、ころね…」
 涙ぐむころねを、色んな意味で可哀想に思うエア。
「だから、だから…!!」
 ころねはまたしても溜めに溜めて、叫んだ。
「とりあえず取材させて下さいッスーーーーー!!」
 木々が、揺らめく。
「「…は?」」
 乙女の主張は、大切な処女は好きな男に捧げたい、見逃して、とかではなく、はじめて目の当たりにするペニスを、ちゃんと観察させて欲しいとのことだった。
「頭、やっぱこいつ頭が…」
「あ、あぁ…」
 さすがの頭もドン引きである。ペニスも心なしかさっきより下向きだ。

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